上部消化管で腸炎の元になる寄生虫といえばアニサキスが有名ですが、大腸粘膜への虫体の侵入は稀です。日本住血吸虫症は虫卵を生検で認めることで確定診断となります。
原虫(Entameba histolytica)による腸感染症です。従来は熱帯、亜熱帯への旅行者の病気でしたが、最近は性感染症(男性同性愛者)に増えている、という報告もあります。
直腸や右側結腸に多く、当初は小さなアフタから始まり、徐々に多彩な潰瘍をきたします。重症例では潰瘍性大腸炎との鑑別が必要です。診断は、生検でのアメーバ原虫の確認です。
サイトメガロウイルスは潰瘍性大腸炎、免疫不全状態で発見されることがあります